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コンパクトで高性能な三脚!GITZOマウンテニア2型4段(GT2542)の魅力を語る

皆さん、おはこんばんちは。おーわ(@mof_mof08)です。

緻密な構図作りや夜景や花火などの撮影に欠かせない三脚。

特にフルサイズ一眼レフカメラをはじめとした重い機材を使う場合には、なるべく素材や耐荷重に優れた三脚が欲しいところです。

一方で徒歩移動なども考慮し可搬性も確保したい…。

そんなわがままな条件を満たしてくれる三脚なんて…あ、あった!

 

 

 

GITZOマウンテニア2型4段!!

 

 

 

そんなわけでおーわさん、ついに禁断のGITZOに手を出してしまったわけなのです。

で、実際に使ってみて分かったんですが、こいつは良い意味でヤバい、ヤバすぎる!

ということで、今回はGITZOマウンテニア2型4段(GT2542)の魅力や使用感を紹介していきます。

GT2542について

フランスのカメラ関連製品メーカーGITZO(ジッツォ)が販売する三脚の一つ。

GITZOの三脚には「トラベラー」「マウンテニア」「システマティック」という大きく3つのシリーズがありますが、今回購入したのはマウンテニアという中型三脚となります。

重量約1.7kgでありながら耐荷重は18kgという、中型三脚としてはとんでもないバケモノスペックを誇るのが最大の特徴です。

GT2542は脚のみでの販売のほかに、純正のボール雲台(GH3382QD)が付属した製品も販売されています。

GT2542を使ってみた感想とか

さすがはGITZOと言わんばかりの安定感で、中型三脚としては軽量でありながらフルサイズ一眼レフカメラ+ナナニッパのような重量級の組み合わせをこなせるのは凄すぎるの一言です。

本当に良い意味でヤバい三脚だと思いますw

トラベル三脚ほどではないですが、重量1.7kg、格納高56cmは中型三脚としては軽量・コンパクトな部類になります。

GITZO GT2542と他社製品の比較(格納時)格納時比較(上からSLIK 1703、GITZO GT2542、Manfrotto befree GT)

4段脚でコンパクトになっているとはいえ格納高は56cmあるので、リュックタイプのカメラバッグを使って運ぶ場合にはEndurance de stockageのような比較的大型なものがあると運びやすいです。

格納高が60cm以下なので、規定上は航空機内への持ち込みが可能です。(持ち込む際は念のため搭乗前に航空会社への事前確認を推奨)

脚は4段でツイストロック式。

GT2542のツイストロックには「Gロックウルトラ」という機構が採用されていて、脚をロックする際の操作感が快適になるように設計されています。

以前使用していた三脚(SLIK 1703)がレバーロック式だったため、ツイストロックの操作に慣れるか心配でしたが、操作は至ってスムーズ…今はむしろこちらの方が好きになっちゃったぐらいですw

人間と同じで、三脚のロックも見た目だけで判断しない方が良いということをGT2542から教わったような気がします。

石突きはゴム製で、先端が鋭くなっています。

ちなみにこの石突きは取り外すことが可能なので、劣化したり別の石突きを使いたいといった際に容易に交換することができます。

ごく稀にツイストロックと勘違いして緩めてしまい、撮影後に無くすという残念なことをやらかす人がいるという話を聞いたことがありますので、くれぐれもご注意ください。

まあ、そんなポカをやらかしたのが僕だってことは口が裂けても言えないので、このことは何としてでも墓場まで持っていこうと思います。

センターポールを伸ばさない状態での高さは139cm(脚のみ)で、雲台を取り付けると平均身長の男性(171cmぐらい)でアイレベルに届く程度になります。

GITZO GT2542の脚を全伸高まで引き伸ばした状態(標準ズームレンズ使用例)

三脚座のある大型レンズと組み合わせた場合には、アイレベルを少し超えることもあります。

GITZO GT2542の脚を全伸高まで引き伸ばした状態(三脚座のある望遠ズームレンズ使用例)

高さが足りないときはセンターポール(エレベーター)を引っ張り上げることで、最大で167cm(脚のみ)まで引き上げることができます。

GITZO GT2542を全伸高+センターポール(エレベータ)を上端まで引き伸ばした状態①

なお、センターポールを最大まで引っ張り上げると男性の平均身長でもアイレベルを軽々と超えるので、別途踏み台なんかを用意しておくことをおすすめします。

せっかくなので、踏み台を使ったときのグラビア写真も載せておくことにしますね。

GITZO GT2542を全伸高+センターポール(エレベータ)を上端まで引き伸ばした状態②

グラビア写真にしてはモデルがなんかおっさんすぎる気がしますが、そこだけは決して触れちゃダメですよ?

三脚のセンターポールを伸ばすと安定感が損なわれる傾向にありますが、GT2542のセンターポールは作りがしっかりしています。

実際にPENTAX K-1 MarkIIHD PENTAX-D FA 15-30mmF2.8ED SDM WRの組み合わせ(合計約2kg)で最大まで伸ばした状態で使った際にも、ブレが発生するといったことは見受けられませんでした。

脚の角度は三段階で調節できます。

GITZO GT2542の脚の開きは三段階で調整可能 GITZO GT2542の脚の開きは三段階で調整可能 GITZO GT2542の脚の開きは三段階で調整可能

脚を伸ばさない状態で広げるとセンターポールが地面と干渉してしまいますが、GT2542のそれは取り外しが可能な構造となっているので、問題なくローポジションが取れます。

ちなみに脚を目一杯広げた際の高さは実測でだいたい15cmぐらいでしょうか。(実際には雲台の高さが加わるので、もう少し高くなります)

膝より低い位置に咲く花などを三脚を使って撮影する場合には役に立つんじゃないかなと思います。(花撮影で三脚を使うことが滅多にないので、このあたりは憶測ですが…)

水たまりリフレクションなどの地面すれすれのローポジションで撮影したい場合にはRRS TFA-01 Ultra Pocket Podのようなミニ三脚に任せてしまうのが賢明でしょう。

ところでこのGT2542、軽量・コンパクトでありながら耐荷重が18kgと、数値上のスペックはバケモノそのものです。

そんな身軽な三脚に18kgもの耐荷重あるなんてどうにも疑わしい…よろしい、ならば検証だ!

ということで、さっそくPENTAX K-1 MarkIIHD PENTAX-D FA★70-200mmF2.8ED DC AWの組み合わせで載せてみます。(雲台にはManfrotto MHXPRO-3Wを使用)

GITZO GT2542にPENTAX K-1 MarkII + HD PENTAX-D FA★70-200mmF2.8ED DC AWを搭載した状態

こういうのはだいたい徐々にジャブ打ちで負荷をかけていって、最後に大技を食らわすのが常套手段ですが、いきなり我が家のラスボスを登場させてしまいました。

良い子は決してマネしちゃダメですよ?

ちなみにこのカメラ+レンズの組み合わせと雲台を合わせて約4kgですが、GT2542に4kgぐらいの機材を乗せても特にたわみやぐらつきなどは見受けられません。

むしろGT2542ぐらいの強者であれば、きっとこう言うでしょう。

 

 

 

余裕綽々じゃい!

 

 

 

GITZO先輩、さすがでございます。

ならばもう一つ高みを目指して、一眼レフカメラを2台(フルサイズ×1台、APS-C×1台)載せてみることにします。

GITZO GT2542にPENTAX K-1 MarkII + PENTAX KPを搭載した状態(ダブルプラットフォーム併用)

GT2542にカメラを2台載せる場合には、別途ダブルプラットフォームなどが必要になります。

所有機材で組める最大構成(雲台、プレート込みで約7.2kg)ですが、このような構成を取ってもたわみやぐらつきは見受けられません。

こんな無茶な構成にも耐えられるのはパイプ径が29mmなのに加え、Carbon eXact(カーボンエグザクト)という剛性に優れたカーボン素材の恩恵なのでしょう。

と、性能面ではあまり弱みがなさそうなGT2542ですが、軽量ゆえに強風の日には風に煽られることがあります。

そんなときに役立つのがセンターポール底部に付いているフックです。

GITZO GT2542のフック①

ペットボトルを入れたコンビニ袋などを重り代わりに引っ掛けることで、三脚の安定感を高めることができます。

GITZO GT2542のフック②

一見地味ではありますが、この仕組みの存在が撮影の安定性を高める上ではとてもありがたい存在だと思っています。

お値段は脚のみでも10万円ぐらいという、三脚としては決して安くないどころか、世間一般的にはかなり高価な部類になります。

とはいえ、驚異的なまでの剛性と持ち運び性能なんかを考えると、むしろ安いぐらいじゃないかとだと個人的には思います。

まとめ

GITZOマウンテニア2型4段(GT2542)。

軽量でありながら耐荷重18kgというバケモノスペックは、重量級機材を使っての長時間露光などで強力な安定性を誇ってくれるので本当にありがたい存在です。

フルサイズ一眼レフカメラ+ナナニッパのような重量級機材をお使いの方や、安定性を重視したい方にとっては最適な選択肢になるんじゃないかなと思います。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございましたm(__)m

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