皆さん、おはこんばんちは。おーわ(@mof_mof08)です。
PENTAX K-1 MarkIIは5段5軸の手ぶれ補正に対応しています。
スペック上はかなり強力な手ぶれ補正を果たしてその実力はいったいどれほどのものなのでしょうか。
PENTAX K-1 MarkIIの手ぶれ補正は5段5軸
K-1 MarkIIには5段5軸のセンサーシフト式手ブレ補正が採用されています。
2016年に発売されたK-1は当時としては世界初となる5段5軸の手ぶれ補正に対応しましたが、K-1 MarkIIにもしっかりと引き継がれています。
「シャッタースピードに注意!写真撮影における手ブレの原因と防止対策」という記事の中でも触れましたが、一般的に手ぶれが起こる目安は1/レンズの焦点距離[mm]秒と言われています。
たとえば、焦点距離が100mmのレンズは通常1/100秒が手ぶれの起きない目安となります。
しかし、5段分の手ぶれ補正に対応したK-1 MarkIIでは、理論上0.3秒(実設定では1/4秒)ぐらいまでは手ブレせずに撮影できるということになります。
PENTAX K-1 MarkIIの手ぶれ補正を手持ち夜景撮影で検証
と、ここまで見ると「K-1 MarkIIの手ぶれ補正ってめちゃくちゃ強力やん!」ってなるわけですが、実際のところはどうなんでしょうか。
ということで、通常では三脚を使うのが一般的な都市夜景を手持ちで撮影して検証してみることにしました。(レンズはいずれもHD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WRを使用)
まずはウォーミングアップを兼ねて、シャッター速度が幾分稼げる比較的明るいところからいってみましょう。
手ぶれ発生の基準から約1/3段分遅いシャッタースピードで撮影していますが、目立った手ぶれは見受けられません。
もっとも1/3段程度であれば、手ぶれ補正がなくてもギリギリいけるかもしれませんがw
では、ここからが本番。より露出が稼ぎづらい環境ではどうでしょうか。
手ぶれの目安となるシャッタースピードから約3段分下げた1/5秒にしましたが、ほぼ手ぶれすることなく撮影できてきます。
うーん、これはとても素晴らしい!!
ここまでシャッタースピードを落としても手ぶれ補正しないのであれば、元の高感度耐性も相まって、三脚の利用が難しい夜景スポットやイルミネーションなどでも十分に撮影を楽しめると思います。
まとめ
5段5軸の手ぶれ補正に対応したK-1 MarkII。
その手ぶれ補正の実力は驚異的で、手持ちで都市夜景が撮影できるほどの実力を兼ね揃えているということが見て取れます。
三脚の使用が困難な夜景スポットやイルミネーションなどで、ぜひK-1 MarkIIを使って撮影を楽しんでみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m