皆さん、おはこんばんちは。おーわ(@mof_mof08)です。
「blur」という短編映画、ご覧になりましたでしょうか?たった15分の短編映画の中に、写真を撮る上で大切なことが詰まっています。
ショートフィルム「blur」について
製作元サイト:blur|シグマについて|SIGMA GLOBAL VISION
この動画は「ひとは心動かされたときに写真を撮る」「すべての写真、すべての人生は素晴らしい」ということを伝えるショートフィルムです。
たった15分の短編映画ですが、そこには写真を撮影する上でとても大切なことが詰まっているのです。
写真で大切なこと…「誰に、何を伝えるか」
短編映画の中で父親は、自宅の敷地内で何気ない日常の写真を写真を撮っています。しかも、目があまり良くないためかピンボケ写真ばっかりです。(息子にも「まともなのは一枚もなかった」と言われる始末w)
この動画をご覧になった方の中にも「こんな写真撮って何がしたいの?」って思われるかもしれません。ピンボケ写真なんて一般的には「いい写真」とはおおよそかけ離れたイメージでしょう。
それでも父親はその生涯で写真を撮り続けます。それはなぜか…亡き妻へ子供たちの遊んでいる姿や、目に飛び込んできて心動かされた光景を自分なりに伝えようとしていたのです。
たった一人の女性、それもこの世にいない人へ手紙を送るように写真を撮る…ひょっとすると「何してんだ、このおっさん?」って思われるかもしれませんが、実は写真を撮る上でものすごく大切なことだと思うのです。
綺麗な写真=「いい写真」ではないということ
カメラは手ごろな価格で入手できるようになり、SNSや写真投稿サイトの発展とともにたくさんの写真が溢れかえるようになりました。
機材の進化によって綺麗な写真が手軽に撮れるようになったのもまた事実です。しかし、綺麗な写真だからといってそれが「いい写真」になるかというとそれはまた別の話です。
本編でも父親が撮影したピンボケ写真が出てきましたが、写真を通じて伝えたかったことは残された家族にしっかりと伝わっています。これこそが、本当の意味での「いい写真」だと思うのです。
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おわりに
写真を通じて「伝える」こと。「blur」という短編映画は写真を撮る上で大切なことを改めて教えてくれました。
確かに機材やテクニックは大事な要素かもしれませんが、本当に写真を撮る上で大切なことは「伝える」ということにあると思っています。
ぜひ、その想いを大切にしながら、写真撮影を楽しんでいただければなと思う次第です。
最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m