皆さん、おはこんばんちは。おーわ(@mof_mof08)です。
iPhone 7ではRAW撮影に対応するなど、カメラ周りの機能が強化されましたが、やっぱり実力の程が気になるところですね。
そこで今回は、iPhone 7のカメラを使ってみて思ったところをレビューしていきます。(※主にAndroidスマホや一眼カメラとの比較になります)
iPhone 7のカメラの性能はどの程度なのか?
カメラ仕様
まずはiPhone 7のカメラとはどんなものなのでしょうか。主な仕様は以下の通りとなっております。
- 画素数:1200万画素
- センサー:約1/3型 裏面照射型CMOSセンサー
- レンズ:開放F1.8(6枚構成)
- ズーム:最大5倍(デジタルズーム)
- 手ぶれ補正:○
- ノイズリダクション:○
iPhone 7はイメージセンサーが1/3型ということで、スマートフォンにしては比較的大きめなのが特徴となっております。
画質
まずは、みんな気になるiPhone 7で撮った写真の画質について。
iPhone 7のカメラで撮った写真ですが、記録用としては申し分ない画質です。
以前使っていたAQUOS PHONE SERIE mini SHL24と比べると、iPhone 7の写真の方が明らかに画質が良いです。
上がiPhone 7、下が以前使っていたAQUOS PHONE SERIE mini SHL24で撮影した写真です。(どちらも標準のカメラアプリを使用し、ほぼ同じ位置からManfrotto PIXI EVOに固定した状態で撮影)
iPhone 7のイメージセンサーは1/3型と、スマートフォンの中では比較的大きめのセンサーを搭載しています。
以前「フルサイズ一眼カメラを使うメリットとデメリットについて」という記事の中でも触れましたが、イメージセンサーが大きいほど画質が良くなる傾向にあります。
これがiPhone 7の写真の画質が良いと言われる、一番の理由であるといえます。
ちなみに、巷では「iPhoneで撮った写真は一眼レフカメラ並みの画質だ!」と言われてますが、さすがにそれは言い過ぎだとは思いますw
参考までにPENTAX K-1(フルサイズセンサー搭載)で撮影した写真とも比較してみましょう。
やっぱり一眼レフカメラに画質はかないませんね。細かい部分の描写や、色ノリは明らかに十枚ぐらい上手です。(写真がちょっと暗いのはご愛嬌ということでw)
前景・背景ボケ味
スマホ全般に言えることですが、iPhone 7でボケ味の強い写真は期待できないです。一応、被写体にかなり寄れば、多少のボケを得ることはできます。
こちらも以前「フルサイズ一眼カメラで撮ると背景がボケやすいのはホント?」という記事の中でも触れましたが、写真の背景をボケ味が決まる要素は以下の4つであるとお伝えしました。
- 絞り(F値)
- 焦点距離
- カメラ~被写体の距離
- 被写体~背景の距離
iPhone 7のカメラに付いているレンズは開放F値が1.8と小さいのですが、焦点距離が3.99mmと非常に短いため、同じ位置&画角(35mm版換算で約28mm)で撮影した場合、センサーの大きいカメラには及びません。
上がiPhone 7、下がPENTAX K-1でほぼ同じ位置および画角(35mm版換算で28mm)で撮影した写真です。
両方の写真の背景を見比べると、iPhone 7で撮影した写真の背景はボケが非常に弱いことが分かります。
RAW撮影をするには専用のアプリが必要
さて、冒頭でも触れましたが、iPhone 7では加工(レタッチ)に強いRAW形式での撮影にも対応いたしました。
ただし、標準のカメラアプリではRAW撮影ができないため、モバイル版のAdobe Photoshop Lightroom(有償)などを使う必要があります。
https://www.08-note.com/iphone-raw-overview/
まとめ
半月ほどiPhone 7のカメラ機能を使ってきましたが、記録用としては十分使えるカメラだというのが率直な感想です。
また、別途アプリが必要ですが、RAW撮影に対応したことで写真編集(レタッチ)時の画質劣化を抑えられるようになった点も大きいですね。
さすがに一眼レフカメラのような本気撮りには向きませんが、街撮りスナップ程度であれば十分いけるんちゃうかなーと思っていたりもします。(iPhone 7のカメラレビューについては、色々試しながら追記していきたいと思います)
せっかくですし、「フルサイズ一眼カメラの使い手がiPhoneで撮影すると、どんな写真になるのか」という感じのテーマで、専用のInstragramアカウントでも開設してみようかなーw