皆さん、おはこんばんちは。おーわ(@mof_mof08)です。
実は1年ぐらい前からPENTAX K-1 MarkIIのサブカメラとしてKPを使っています。
K-1系統のサブカメラについてはこれまでいくつか渡り歩いて来ましたが、KPを選んだ理由や、実際にサブ用途としての利用はありか否かについてまとめてました。
PENTAX KPをK-1 MarkIIのサブ機に選んだ理由
フルサイズ一眼レフカメラとしてはコンパクトな部類に入るK-1/K-1 MarkIIですが、そこはやっぱりフルサイズ…
気軽に持ち出しにくい!
たしかに高感度耐性など画質面はフルサイズが有利なんですが、お出かけやデートなんかでもカメラを使う機会は多く、それゆえにもっと気軽に持ち出せるカメラが欲しい…。
ということで、これまでK-1系統のサブカメラ選びをしてきました。
K-1系統のサブカメラについてはこれまでPENTAX Q-S1→OLYMPUS PEN Lite E-PL7と渡り歩いてきましたが、最終的にKPに落ち着き現在に至ります。
では、いったいなぜサブ機にKPを選んだのでしょうか…その理由をひもといていきます。
コンパクトなボディ
サブ機選びで重視していたポイントが、ある程度の性能を有しつつもコンパクトなデザインと可搬性に優れているという点。
もともとK-1 MarkIIにサブ機を導入しようとしたキッカケは、デートやちょっとしたお出かけといった、いわば「普段使いの一眼カメラ」が欲しかったというのが大きなところでした。
CP+2017のリコーブースでKPをタッチ&トライした際、これはK-1系列のサブ機に良いんじゃないか?という一つの感情が芽生え、結果的に迎え入れることになりました。
すぐに購入に至らなかったのは、直近でOLYMPUS PEN Lite E-PL7を手に入れてあれこれ試している段階だったからで、これが手元になかったらあっさりと買っていた気がしますw
そんなKPですが、ぱっと見ミラーレス機と遜色ないぐらいコンパクトなボディで、本当にミドルクラスの一眼レフカメラなのかと疑いたくなるレベルのサイズ感です。
ただ、重さに関しては703gと決して軽いというわけではなく、むしろAPS-C機としては重い部類となります。
ならいっそ、ミラーレス機にして軽さも求めた方が幸せになれたんちゃう?と思われるかもしれませんが、コンパクトかつ軽いカメラが必ずしも使いやすさに直結するとは限りません。
https://www.08-note.com/light-camera-justice/
K-1 MarkIIのサブ機選びを始めた当初はより軽さを求めてQ-S1やPEN Lite E-PL7を使ってきました。
が、特に屋内といった薄暗い場所での画質やホールディング感といった面で「コレジャナイ感」が強く、次第に持ち出すのが億劫になっていったのです。
そこである程度の画質(主にダイナミックレンジの面)が担保できることと、持ったときのバランス感を考慮した結果、最終的にKPという選択に至りました。
カメラはやっぱり持っていて楽しいものを使ってナンボですからね。
防塵・防滴+耐寒性能
二つ目が防塵・防滴+耐寒性能を有しているという点。
これまでPENTAXの一眼レフカメラを極寒&吹雪のゲレンデへ持ち出して使うなど、側からみるとかなり無茶な使い方をしてきましたw
そんな中でも故障につながるような大きなトラブルを起こさなかったPENTAXの一眼レフカメラには、かねてより大きな信頼感があります。
KPにも防塵・防滴に加えて-10℃程度の環境でも動作が保証されているということで、サブカメラの最有力候補となりました。
でも、ちょっとしたお出かけやデートに防塵・防滴やら耐寒性能なんてあんまいらんやろ…と思うところですが、実は冬場のデートコースにゲレンデが含まれているというのがサブ機選びにおける一つのポイントとなりました。
ちなみにKPの防塵・防滴性能を活かすためにはレンズ側も簡易防滴に対応している必要があるという適当な理由を付けて、しれっとDA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WRを手持ちに加えたのは内緒の話です。
保有するレンズ資産の活用
KPを選ぶにあたってもっとも大きかったのが、すでに保有していたLimitedレンズ群の存在です。
カメラにおける絵作りはレンズによって大きく変わってきますが、特にFA Limitedシリーズの単焦点レンズは味のある絵を弾き出してくれることもあって、長らく好んで使ってきました。
実はK-1/K-1 MarkIIのサブ機を選ぶにあたってはミラーレス機のFUJIFILM XシリーズやOLYMPUS OM-Dシリーズも候補に上がっていたのですが、現有するFA LimitedレンズをKマウントで使いたいという強い想いが最終的な決め手となりました。
それともう一つ大きいところとしてはコスト面です。
別システムを増設するともなれば、カメラボディだけでなく交換レンズの買い増しを伴うため、どうしても慎重になりざるを得ません。
同一マウントであればボディの買い増しだけで済むため、導入の敷居も低くなる…これもサブ機選びにあたってのポイントとなったわけです。
…僕はきっとしばらくKマウントの呪縛からは逃れられないんだなと悟った瞬間でもありました。
ちなみにKPを購入するにあたり、勢いでFA Limited三姉妹を全部揃えちゃえーとかいうコレクターもびっくりな感情が芽生えた結果、FA 43mmF1.9 Limitedも一緒に迎え入れてしまったのは口が裂けても言えませんけどね。
PENTAX K-1系列のサブ機にKPはありなのか?
用途にもよりますが、個人的にはK-1/K-1 MarkIIのサブ機にKPという選択肢はありだと思っています。
特に防塵・防滴&耐寒性能やFA Limitedなどの交換レンズを生かしたい場合には、KPは最高のサブカメラになるんじゃないかと思います。
防塵・防滴機構を生かす場合には交換レンズも防塵・防滴もしくは簡易防滴に対応している必要があります。
レンズ選びに際しては「PENTAX Kマウント系交換レンズの種類・特徴と選び方」という記事も併せて参考にしてみてください。
KPをサブ機として迎えるにあたっての留意点としてはK-1/K-1 MarkIIで使っているバッテリーやレリーズといった周辺機器の使い回しができない、操作系が異なるといった点が挙げられます。
とはいえ、操作系については使い込めばどうにでもなりますし、周辺機器のうちレリーズについては従来型のレリーズ(CS-205)を裏技的に使いまわすことで対処できます。
ただ、一つだけどうにも厄介なのがバッテリーの持ちがミラーレス機並み(フラッシュ未使用で約420枚)というところ…予備のバッテリーもしくはバッテリーグリップの併用必須です。
バッテリーグリップだとコンパクトさが犠牲になってしまうので、個人的には予備バッテリー推奨です。
まとめ
K-1 MarkIIのサブ機という位置付けで迎え入れることになったKPという一眼レフカメラ。
ミドルクラスのレフ機とは思えないコンパクトさだけでなく、K-1系列と同等の防塵・防滴+耐寒性能を有していること、K-1系列と同じKマウントということでレンズなどの既存機材を生かせるのも嬉しいところです。
そんなわけで、K-1系列のサブ機にKPという選択…個人的にはありだと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。